【中古車査定入門ガイド】愛車を相場価格より高く売る方法を教えます!

【愛車を高く売る戦略5】中古車一括査定申込み後の電話対応

 

一括査定に申し込むと、5〜10社程度の買取業者から次々に電話がかかってくる。その電話で概算の見積もりを教えてもらえるが、「正確な金額は、実際に車を見てから決めさせてください!」と言われるはずだ。

 

その流れで「出張査定の日時はどうしましょう?」という話になるわけだが、このときに注意したいポイントが3つある。価格交渉を有利にすすめるための重要ポイントなので、しっかり頭に入れておいてほしい。

 

価格交渉を有利にするための重要なポイントとは?

 

【1】全ての業者を同じ日に呼ぶ

 

一括査定を利用する際の基本中の基本が「全ての業者を同じ日に呼ぶ」ということ。つまり、紹介される5〜10社ほどについて、それらの営業マンが同じ日に来るようにセッティングするということだ。

 

もちろん、同じ日がどうしても難しい場合もあるだろう。だが、その場合でも、例えば土日の2日間にまとめるなどして「短期決戦」に持ち込むのが基本になる。

 

単なる冷やかしと思われると価格交渉が難しくなる

 

なぜ同じ日に出張査定に来てもらうべきなのか? その理由は、買取業者の営業マンさんは「この人はホントに売る気があるのかな?」「単なる冷やかしかな?」というところを気にしてるから。

 

つまり、「当日に即決」か、少なくとも「翌日までに決断」してくれないお客さんに対しては、モチベーションが上がらないからだ。

 

 

買取業者の営業マンは、他の案件も同時にいろいろ抱えてます。なので、決断に時間がかかるお客さんは後回し。

 

つまり、ホントに売るかどうか分からない相手に対して、時間をかけてまで買取交渉しようとは思わないってことです。


 

買取業者の営業マンは「ビジネス」で査定しに来ていることを思い出してほしい。ビジネスになるかどうか確信が持てない案件は当然後回しとなる。価格交渉しても反応が鈍くなり、結果として高く売れなくなってしまうことが多い。

 

いずれにしても、見積もりには「期限」もあり、ダラダラと時間をかけても意味はないだろう。せいぜい2日程度の短期間で決めるのがセオリーだ。

 

【2】出張査定に来てもらう順番

 

ご説明したとおり、全ての買取業者を同じ日に呼ぶのが基本戦略となる。ただし、同じ時間にセッティングするわけではない。業者同士が鉢合わせしないように、1時間に1社くらいの時間間隔で査定スケジュールを決めるのが一般的ではないだろうか。

 

ここで考えたいのが「出張査定に来てもらう順番」だ。相手の都合に合わせざるをえないケースも多いが、なるべく「規模の小さい業者さんから先に来てもらう」のが個人的にはおすすめとなる。

 

なぜ規模の小さい業者さんから先に来てもらうのがいいかというと、そうすることで査定額を吊り上げやすくなるからだ。

 

査定額が上がりやすくなる出張査定の順番とは?

 

少し分かりにくいと思うので、簡単なシミュレーションで説明してみたい。以下は「中小のA社」と「大手のB社」に出張査定に来てもらうケースを想定している。

 

価格競争のシミュレーション事例

 

A社(中小)とB社(大手)が価格競争するケースを考える。それぞれ、提示できる査定額に上限がある。

 

A社(中小)・・・提示できる査定額の上限「80万円」

B社(大手)・・・提示できる査定額の上限「100万円」

 

まずは、大手に先に来てもらうケース

 

【ケース1】 B社(大手)に先に来てもらう場合

・B社(大手)の査定額・・・相場より少し安い「70万円」を提示

・A車(中小)の査定額・・・B社に対抗して上限の「80万円」を提示

・B社(大手)の査定額・・・A社に対抗して上限の「100万円」を提示

 

次に、中小に先に来てもらうケース

 

【ケース2】 A社(中小)に先に来てもらう場合

・A社(中小)の査定額・・・相場より少し安い「70万円」を提示

・B社(大手)の査定額・・・A社に対抗して上限の「100万円」を提示

 

※A社はギブアップ

 

結果はどちらも「100万円」だが、100万円に達するまでの交渉回数に違いがある。

 

ケース1は3ステップの交渉が必要な一方で、ケース2は2ステップの交渉で最高査定額に到達するところに注目してほしい。

 

もちろんこれは一般論であり、かなり極端な例ではある。しかし、中小の買取業者に先に来てもらった方が合理的だという理屈は、なんとなくイメージしてもらえるのではないだろうか?

 

【3】出張査定当日のスケジュール

 

以上をふまえ、出張査定に来てもらう具体的なスケジュールをあらかじめ決めておくと効率的だ。例えば次のようなまとめ方をしておくと分かりやすい。

 

時間帯 予定 決定
9:00〜10:00
10:00〜11:00

大手のD社

11:00〜12:00

中小のA社

中小のA社

12:00〜13:00
13:00〜14:00

中小のB社

大手のC社

14:00〜15:00

大手のC社

中小のB社

15:00〜16:00

大手のD社

最大手のE社

16:00〜17:00

最大手のE社

17:00〜18:00

 

出張査定では、実際に車をチェックするのは10〜20分程度。査定士の資格を持つ営業マンが、チェックシートに従ってチェックしていくのを待つ。

 

その後、車検証などの書類チェックをして、査定額を算出してくれる。ここまでで30分程度で、それから価格交渉などに入っていく流れが一般的だ。

 

1時間に1業者と考えてスケジュールを事前に考えておく

 

おおよそのイメージとしては、1業者あたり1時間みておけば余裕で対応できる。長くなりそうなときは、「次の業者がもうすぐ来ます」と言えば、話をさっさと切り上げる口実にもなってつごうがいい。

 

トータル1時間程度みておけば余裕

 

さきほどのタイムシートで、「予定」「決定」の欄があるのに注目してほしい。一括査定に申し込むと、直後に、業者一覧がパソコン画面(スマホ画面)に表示される。そこですぐに「予定」の欄を埋めるのがポイントだ。

 

その後、電話が次々かかってくるが、各社の査定士さんのスケジュールもあるため、当然予定欄に記入したとおりにはならないことが多い。しかし、あらかじめ「予定」の欄を埋めていれば、落ち着いてスケジュール交渉できるメリットがある。

 

一括査定に申し込んだ後の電話対応についてご説明しました。いかがでしたか?

 

一括査定に申し込むと、直後から電話対応が忙しくなったりします。電話が次々かかってくるとあせってしまうかもしれないですが、ゆっくり落ち着いて対応すれば難しいことは特にありません。